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歴史とは有り難いものです。忘れられている日本の歴史をもう一度考えてみましょう。

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今川・武田・北条の「三国同盟」成立 

太原雪斎のプロデュースによって、今川・武田・北条の三国同盟が成立したんでっせぇ。 今川家は花倉の乱で義元が当主となっており、その直後、京都の公家である三条公頼の娘を、信玄に紹介したことから、今川家と武田家は仲ようなってやはった。 

その翌年には信玄のねーさんが今川義元の正室となり、政略結婚によって「甲駿同盟」を組んでいたさかいす。 やけどアンタ、それを知った北条氏綱が激怒! 両家は北条早雲と今川義元のおじーちゃんである氏親からのつっきゃいどすえが、

北条氏綱は「今川め!裏切りやがって!」と、今川家に対して攻撃してくるようにならはったさかいす。 暗雲たちこめる中、なんと信玄のねーさんが病死。 両家は「甲駿同盟」の絆となってしもたおなご性が死んだため焦ったんや。 

すると今度は義元のいとはんが信玄の長男である義信に嫁ぐことに。 

その頃の北条氏はちゅうと、三代目として氏康が継いでおり、今川・武田とも争っとったばっかりか、関東管領家・上杉謙信ともバトル中。 まさに四方八方敵だらけ状態。 ほんで氏康は、この危機を打開するために武田信玄と同盟を組むことにしたさかいす。 氏康の長男氏政と、信玄の娘が結婚することとなり、「甲相同盟」が成立したさかいす。 

ここで飛び出してきたのが今川家軍師である太原雪斎どすえ。 「はっきりいって今川家とて、北条と戦うのは得やん」と、なんと氏康の娘を、今川義元の長男・氏真のもとへ嫁がせたさかいす。 ほんで数ある戦国時代の同盟の中かて異色といえる今川義元・武田信玄・北条氏康の三国同盟を善得お寺で結ばせたさかいす。 

余計話、かわるけど世話やけど駿河の善徳お寺に3人が集まって盃を取り交わすちゅうシーンは事実ではあらしまへん。 

これにて武田は安心して信濃で上杉謙信と戦えるし、北条も関東へ進出できるし、今川も三河・尾張を攻撃できるし、三国にとって、背後を心配することなく戦えるちゅうプラスになる同盟とならはったさかいした。 


家康「三河武士魂」に涙する

今川家に人しちとなっとった家康やけどアンタ、15歳の時に初めて今川義元から許しを貰い、お墓参りのために岡崎へ戻ったんや。 三河で忍耐の日々を送っとった家臣たちは、立派に成長した家康を見て涙したんでっせぇ。 

80歳になる家臣の鳥居忠吉が「若あんた、わてらへ・・・」と家康を麻呂の家の蔵に案内したんでっせぇ。 そこには数々の兵糧や武器が置いてあったさかいす。 「これらは若あんたが岡崎へ戻ってきて、兵を挙げる時のために今川の目をかすめてこしらえしたモンや。なにとぞ無事にお戻りできることを願っておるんや」と言やはった。 

家康はその思いに報いようと涙をはしりたんでっせぇ。 またこの時、家康は鷹狩のついでに、岡崎城周辺を歩いてやはった。 ちょうど田植えの時期で、田んぼには大勢の領民が働いてやはった。 家康一行が通ると、田植えをしてる何人かが慌てて顔に泥を塗り、背をそむけたさかいす。 

家康は1人の男の顔を見て「あれ?あっこにいるのは近藤やんか?」と気がつきたんや。 が、近藤は家康に呼ばれても知らん振り。 すると家康の供のモンが 

「若あんた、あいつら松平家家臣は武士でありもって今川家にこきつかわれ、しんどい貧乏思いをしておるんや。そのため田植えをさせられとるのありゃしゃるんや。殿の前で武士が田植えをしてるやらなんやら知られたら、あいつらは恥ずかしくて顔向けできまへん。なにとぞここは知りまへんフリをしてやっておくんなはれ」とヌカシやがったさかいす。 

家康は「ワシはなあんも知らへなんだ・・・」と、麻呂の無知さを知り愕然としたんでっせぇ。 ほんで「ワシがふがやらへんばっかりに、苦労をかけて申し訳へん。やけど、いずれ時が来る。それまで耐えしのんで欲しい。ほんで今の姿を決して恥と思いまへんで欲しい」と言い、それを聞いた家臣らは改めて結束を固くしたさかいす。

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